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ネットで注文した商品が、今日届きました。
私は商品の価格などを見ながらいくつかのショッピングサイトから商品を選んで購入するといった、ごく一般的な購入スタイルでネットショップを活用しています。
ただ、それでも宅配会社を選べる場合には、できるだけ指定するようにしています。
それは、国内資本の宅配会社で、この地域をご担当されている配達員の方の対応が、とても素晴らしくいつも気持ちよく受け取れるからです。
その方が届けてくださる荷物には、荷物が届く以上の喜びを感じます。
一方、米国資本のある会社の配達員の対応には、いつもうんざりさせられています。
しかし、今日の対応はいつもと違っていました。
今日、配達してくださった配達員は、私がいつものように受け取りのサインをした後、荷物を受け取る際にこう付け加えたのです。
「少し重いのでお気を付けください」
この一言が、あの米国資本のショッピングサイトへの私の印象を大きく変えました。
確かに、5キロのお米が入った段ボール箱は重いわけですが、この一言が私の心を軽くしたことは間違えありません。
よく、人の第一印象が決まる時間は3~5秒と言われています。
初対面の際に、ある程度の印象を形成するのに要する時間です。
もちろん、見た目だけで印象が決まるわけではないとはいえ、目から入ってくる視覚情報が大きく影響してくるということは確かです。
しかし、視覚情報の次に影響を与える情報が聴覚情報です。
相手の声の響きや、言葉です。
それらの印象が、総合的に相手の印象を形成していくということです。
医療機関の印象形成にも同様なことが言えるのではないでしょうか?
今回私は、配達員の一言でその企業への印象を大きく変えることになりました。
一言 ・・・・ そこに要する時間は、3秒にも満たない時間です。
この3秒のコミュニケーションを大切にする病院が、地域での評判を高めていく医療機関になるのだろうと確信する出来事でした。
当社では、医療スタッフなど病院に勤務する従業員のモチベーションを改善し、離職率を改善する支援を行っています。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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