医療ブランディングの目的は経営の観点から申し上げると、
医療機関への評判を高め「かかりつけ医として選ばれる」ことです。
「初診で訪れたこと」をきっかけに、
「医療機関を高く評価し好意的に来院できる、かかりつけ医」として選ばれること。
その取組みが、医療機関の経営の成長と安定を促します。
同時に
従業員の職場への愛着を高め「生産性を向上させる」ことも
医療ブランディングの重要な目的です。
採用に関連するコストを抑えることは、医療機関の経営の安定化に不可欠です。
患者様が医療機関を「かかりつけ医」として決めるには次のステップを踏みます。
このステップを踏まえて、医療機関が行なうべきアプローチをみていきましょう。
医療ブランディングには大きく分けて2つのアプローチがあります。
「院外ブランディング」と「院内ブランディング」です。
看板、ホームページ、SEO対策、パンフレット、ロゴ開発、採用施策などがあげられます。
これらは主に認知を獲得したり、集患を促すために院外に向けて行われる施策です。
これまで、一般的にブランディングと言われてきたアプローチです。
院外ブランディングは、かかりつけ化のステップでは主に①初診先の病院探し②比較検討の際に機能する施策と言えます。
ビジョンの設定、目標の共有、行動指針の徹底、院内ツール、従業員研修などがあげられます。
つまり、従業員満足を向上させ、生産性を高めるために行われる院内の施策を指します。
かかりつけ化のステップでは主に③初診の経験④かかりつけの検討に影響を与えます。
初診をきっかけに、かかりつけ医として検討するポイントは、この院内ブランディングにあります。
これまでブランディングというとイメージを上げるために行うものととらえられてきた感があります。
しかし、従業員に「職場への愛着」や「仕事への誇り」を築けていないことが、
多くの医療機関にとって、かかりつけ医として選ばれない大きな要因なのです。
当社では医療機関の価値向上に向けた取り組みを、院内・院外の両面からサポートしています。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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